that と it のニュアンスの違い|実は正反対の意味?!

2021年3月5日金曜日

英単語 英文法




んもう!なんなのよ!何が違うのよ!

どうしたのHIROKO?

that と it の違いが分からないの。こっちでは that が使われてたと思えば、あっちでは it が使われてて、ホントどうなっちゃってるの。ネイティヴは明らかに that と it を使い分けているように感じるし、一体何がどう違うっていうの。

なるほど。that と it は確かに似ているけど、明確な違いがあるよ。この違いが分かるかどうかで、伝えたいことが全く違うニュアンスで相手に伝わってしまうこともあるから、今回ちゃんと学んでいこう!

that のニュアンス



that のニュアンスは「指を差して導く」。

that は「(指を差しながら)あれはね」という意味を持ちます。
話し手が指を差しながら話す場面で使われます。

この「指を差しながら導く」というのがポイントです。

What's that?

この例は、「あれは何?」と何かを指差して対象物に相手の視線を導きながら言っている状況がイメージされます。

The books that I bought last week are very interesting.

この例は、"The books" の説明として "that" で指を差しながら "I bought last week" 「先週買った本」と、どんな本のことを言っているのか that を使って導いています

このように、that は「指を差して導く」というニュアンスがあるのだと覚えておいてください。

"that" は「指を差して導く」。よくわかったわ。
That's my pen.
なら「(指を差しながら)あれは私のペンだわ。」という感じね。
でもKEN、"it" も指を差して「それ」って言ってるんじゃないの?

良い質問だねHIROKO。そう思いがちだけど、"it" は指を差して導くどころか、むしろそれと反対のニュアンスを持つんだ。

it のニュアンス



it のニュアンスは「受ける」。

that は「(指を差しながら)あれはね」というのに対して、it は「(ある状況を受けて)それはね」という意味を持ちます。

It's raining.

この例なら、「(天気という状況を受けて)雨が降っている。」という意味。「天気」という状況を受けているというイメージになります。

What's that?
It's a PC.

この例は、「(指を差しながら)あれは何?」と聞かれているのに対して、「(相手が指を差しているものを受けて)それはPCだよ」という意味になります。
もちろん

That's a PC.

と答えることもできますが、この場合「(相手と同じものを指差しながら)あれはPCだよ」という意味になります。ここには"it" の「受ける」という イメージは全くありません

では次に、"it" を使わないと明らかに意味がおかしくなってしまう例をあげてみます。

Who is it?

この例は、「(電話がかかってきて)誰ですか?」という、「電話がかかってきた」という状況を受けて「誰ですか?」と聞いている場面です。

ここでもし、

Who are you?

と聞いてしまうと、電話を受けた人が部屋にいる誰かとリアルで話しているかのように感じられ、相手に「お取り込み中かな。またかけ直そう。」と思わせてしまうかもしれません(いやこれは言い過ぎですね笑 もちろんこちらが非ネイティヴだと相手が分かっていれば、言い間違えたんだなと相手は分かってくれると思いますので、実際のコミュニケーションにおいてはあまり神経質にならなくて大丈夫です!)。

電話がかかってきた場面や、部屋のドアをノックされた場面など、その状況を「受ける」場面では常に "it" を使うということを覚えておいてください。

なるほど。"it" は「受ける」。バッチリ覚えたわ。


まとめ


まとめ that:指を差して導く
it:受ける


最後まで読んでくださりありがとうございました!!

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